ヘッドフォンを強力に駆動する
フルバランス設計、1600mW出力パワー、戦艦級ヘッドフォンアンプ
52倍のパワー
ノートパソコンやスマートフォンの出力は1.0V未満と非常に低いものです。優れたヘッドフォンでは、常に音の取りこぼしが発生します。優れたヘッドフォンの実力を実際に聞くことは決してできません。
ノートパソコン、スマートフォン、またはDACの出力を、ZEN CANに入力し、ヘッドフォンを接続します。ZEN CANは一般的な機器の52倍以上の電力を送り出します。ZEN CANを使えば、今まで何が聞こえていなかったのか分かることでしょう。
驚異のバランス駆動
ZEN CANには、iFi のフラッグシップモデルPro iCANからのトリクルダウン技術、「Class A Discrete」バランス回路が備わっています。 最大出力15.1V @ 300Ω、それは駆動するのが難しいヘッドフォンからも沈むような低域を出す驚異的なパワーを持っています。
- 「Class A Discrete」出力バッファ:Pro iCANからのトリクルダウン技術
- FET入力がボリュームによる負荷を回避 ― 低歪み/ローノイズ
- シングルエンド入力(1MΩ)がソースの負荷を一定にし、常にA級動作
- 様々なヘッドフォン/イヤフォンを駆動するための、4段階6dBステップのゲイン設定
まるでコンサート会場にいるかのように
音楽録音は主にスピーカー用に作成されており、ヘッドフォンで再生すると、その音は頭の中に留まってしまいます。
iFi独自の「3D」回路はこれを解決します:
- ステレオイメージが頭の外に定位し、高さ、幅、奥行きが生まれます
- 音色の変化や解像度の低下はありません
- フルアナログ回路(つまり、高価で複雑なDSPではありません)
すべてのリスナーを満足させます。
XBassは救世主
XBassは低音の欠如というヘッドフォンの一般的な欠点を解決するアクティブEQ回路です。
特に開放型ヘッドフォンでは、すべての周波数(特にドライバーの出力がロールオフする低域周波数)を反射させて耳に届かせることなく、背面から自由に発散させます。
XBassイコライゼーションは、よくあるEQ回路よりもはるかに洗練された低音補正のソリューションです。これはアクティブ回路とパッシブ回路で構成されており、その周波数応答曲線はローエンドの応答問題を正確に修正します。
オーディオグレードパーツがぎっしり
バランス回路およびアクティブEQ回路はこれらのパーツで構成されています。
- パナソニックECPUコンデンサ
- TDK C0G(クラス1)セラミックコンデンサ
- iFi / AMR独自の「OV」「Operationsverstärker」シリーズオペアンプ
- MELF抵抗
- Texas Instrumentsの低ノイズIC
- muRataコンデンサ
- 東京コスモス電機(TOCOS)マルチトラックポテンショメータ
技術仕様
フル・ディスクリートのバランス・アンプ・オーディオ回路です。金メッキの4.4mmバランス接続端子によるフル・シンメトリック・デュアル・モノ・ヘッドフォンアンプです。こういったプレミアムな技術はコストがかかりますが、ノイズ・フロアを囁くようなレベルにまで低減させることができるのです。
ZEN CANに搭載されている「Class A Discrete」回路は、iFiのフラッグシップヘッドフォンアンプであるPro iCANに搭載されたもので、Pro iCANからほぼそのまま移植されています。
TDKのC0G(クラス1セラミック)キャパシターが、共振回路のアプリケーションのために高い安定性と低損失を実現します。これらは高価ですが、弊社の製品にとっては完璧な部品なのです。
優れた音質 – 豊かで深く
XBassアナログ・バス補正システムが、ヘドッフォンやスピーカーの失われた低音レスポンスを矯正してくれます。
「頭の外で」音楽を聴いているという体験を可能にします。3D Holographicデュアル・アナログ・マトリックスが、アーティストを頭の中にではなく、部屋の中にあなたと一緒に配置してくれるのです。
仕様
入力
シングルエンド・アナログ入力:ステレオRCA×1、3.5mm×1
バランス・アナログ入力:4.4.mmペンタコン×1
出力
ヘッドフォン出力:6.3mm×1、4.4.mmペンタコン×1
バランス・アナログ・プリアウト:4.4mmペンタコン×1
出力:6.3mmシングルエンド・ヘッドフォン出力
1000mW(4.0V)@16Ω
1600mW(7.2V)@32Ω
196mW(7.6V)@300Ω
出力:4.4mmバランス・ヘッドフォン出力
1890mW(11.0V)@64Ω
756mW(15.1V)@300Ω
385mW(15.2V)@600Ω
入力電圧
DC5V/2.5A、AC100-240V、50/60Hz(AC電源アダプター同梱)
最大出力
バランス >15.1V/385 mW (@ 600Ω) >6.0V/1150 mW (@ 32Ω)
シングルエンド >7.6V/98 mW (@ 600Ω) >7.2V/1600 mW (@ 32Ω)
THD & N
バランス <0.006% (@ 360 mW/2.4V 16Ω)
シングルエンド <0.005% (@ 100 mW/1.27V 16Ω)
SN比
バランス >120dBA (@ 15.2V)
シングルエンド >118dBA (@ 7.6V)
最大入力
バランス 7.4V RMS
RCA 3.8V RMS
3.5mm 1.92V RMS
ゲイン
0dB、6dB、12dB、18dB
周波数特性
20Hz - 20kHz (+0dB / -0.03dB)
消費電力
No Signal ~5W
Max Signal ~13W
サイズ
158×117×35 mm
重量
515g
保証期間
12ヶ月
標準的な小売価格
33,000円(税込・汎用通常アダプター同梱)
バーコード
4589631464598(iPower5v同梱/初回スペシャルパッケージ版, 完売)
5060738784073(汎用通常アダプター同梱)
※仕様は予告なく変更する場合がございます
レビュー&ニュース
e☆イヤホンTV『iFi audioスペシャル特集!』
2021年9月1日
今週のeイヤTVは『iFi audioスペシャル特集!』 本日はスペシャルということで通常30分の放送を1時間に拡大! さらに今回は難しい事は超詳しい人に聞けばいい!ということでスペシャリストをゲストをお迎え! iFi audio製品を取り扱う【TOP WINGの菅沼さん】と一緒に製品の魅力についてご紹介いたします。
TOP WING 4,4 to 4.4 Balanced Line Selector
ZENシリーズの4.4mmバランス入出力を便利に使えるラインセレクターの情報はこちらから
【Audio Renaissance Online】ストリーミングサービスを気軽に高音質で聞き始めるためのTips(iFi Audio / JBL) 【空気録音】
2020年11月15日
ノートPCの内蔵スピーカーからiFi audio ZEN DAC+JBL 104に変更し、iFi audio iPower 5Vを用いてZEN DACの電源を強化、iFi audio iDefender+/iSilencer+を用いてUSB伝送のケア、更にはiFi audio ZEN CANの追加し、音質がステップアップする様子を空気録音でご体感いただけます。
4.4mm変換ケーブル、White Barrelシリーズ
4.4mmバランス出力を便利に使える変換ケーブルの情報はこちらから
ZEN CAN製品紹介動画
2021年1月24日
YouTubeにて動画を公開しています
ZEN CAN発売のお知らせ
2020年10月4日
あらゆるヘッドフォンに対応し、ハイエンドのパフォーマンスを生み出すアナログ・アンプを作って、それを音楽愛好家にこんな価格で提供するということがあり得るでしょうか?それができるのが、iFiのCANです!